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大変なのは離婚だけじゃない~夫の病死、突然死

配偶者との別れは、何も離婚だけでなく、病死のこともあるし、突然死のこともあります。

【Oちゃんの場合】

学生の頃、バイトで知り合った彼と、そのままゴールイン。
一流企業に就職したご主人との間にお子さんが二人。

ある日、体調が悪いので会社を休んだご主人。
寝てれば治るからと言うので、Oちゃんは、いつものように子どもたちを連れて公園に行きました。

家に帰って、声を掛けましたが返事がありません。
救急車を呼びましたが、すでに亡くなっていたそうです。

Oちゃんは、なぜ公園に行ってしまったのか、なぜ体の変調に気づかなかったのか、なぜもっと優しくしなかったのか、過去の全てを後悔しました。

死因は過労死じゃないかと疑われましたが、それを立証することはできません。

田舎のご両親は、子どもを連れて帰ってくるよう説得しましたが、義両親や友達、知人、みんなが自分を責めてるという被害妄想を抱えてしまい、そのまま都会に残りました。

数年後、
「遺族年金もあるし、働いてるし、贅沢さえしなければ、なんとか暮らしていけるもんよ!」
すっかり逞しくなってました。

十数年経って、年老いたご両親の面倒を見るために、今は田舎で暮らしてます。

【Kさんの場合】

ご主人から言葉のDVを受けていたKさん。
「離婚してください」
いつ切り出そうかと思っていた矢先、ご主人の肺癌が見つかり、余命宣告を受けました。

それまで典型的な企業戦士で、家庭のことは奥さん任せ。
病気のお蔭で、初めて夫婦らしい時間を持つことが出来ました。

でも、奇跡は起きませんでした。
覚悟はしていたけれど、お葬式が済んだあと、Kさんは何日も寝込んでしまいました。

大学生から小学生までだった4人のお子さんの転校、受験、進学、就職。
2~3年サイクルの転勤族だったので、相談できる友人はいませんでした。

ご高齢の自分の両親と義両親のお世話もあります。

50を過ぎてましたが、ご主人の勤務先の関連会社で働くことになりました。
生まれて初めての就職です。
要領の悪いKさんは、職場でいじめられました。

全てを一人で背負ったKさんは、たちまち体調を崩しましたが仕事は休めません。
重たい体に鞭打って会社に行けば、無視や嫌味、皮肉、意地悪が待ってます。

でも、何よりもKさんにダメージを与えたのは、初めて社会に出てみて、働くことの大変さを知ったことです。

夫は毎晩遅くまで、身を粉にして働いていたんだ。
夫は、働くことで、私たち家族を守っていてくれたんだ。
なのに自分は、疲れている夫に、家庭を顧みてくれないと文句ばかり言っていた。
言葉のDVも、もしかしたら、癌が脳に転移してたせいかもしれない。

いるのが当たり前。
失ってみて初めて、その存在の大きさに気づきました。
失ってみて初めて、どんなに依存していたかを思い知りました。

それに比べ、自分は社会人としても、親としても、娘としても、嫁としても、何一つ満足にできない。

もしかしたら、
自分を責めることで懺悔をしていたのかもしれません。
襲い掛かる不安の全てを『罰』と受け止めていたのかもしれません。

お子さんの勧めで長期休暇をとり、心身の治療もしましたが、とうとう定年を待たず退職されました。
倒れるか倒れないかの挟間で、精一杯頑張られたと思います。

4人のお子さんは、全員大学を出て自立しました。
お孫さんも生まれたそうです。


そして、先日出会った【Tさんの場合】
長くなるので次回にしたいと思います。






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【 2016/09/01 (Thu) 】 別れる | TB(-) | CM(8)
No title
同級生との再会は、長い時間の流れを感じますね。
順風満帆なんてコはめったにいないの。
会わなかった時間の話を聞いて「そんな苦労があったんだね」
とだきしめたくなったり、
ママ友とは違って、なんの見栄も張らずに
話ができる人がいることが嬉しかったりもして。
人生は人それぞれ。小説のように波瀾万丈なのだと思い知らされます。

おっしゃる通り、死別だとどうしてあの時...と「自分を責める」ことも
多いかもしれませんね。あー離婚でよかった。
【 2016/09/02 】 編集
管理人のみ閲覧できます
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【 2016/09/03 】 編集
No title
いろいろありますよね~ 私も会社生活中心でしたからね~ ようやく家族と一緒に生活できてるような気がします。ちょっと遅かったかな~と思うことも多々あります
【 2016/09/03 】 編集
No title
人生には色んな転機って有りますよねぇ~
リン子の同級生も、まさしくそのOちゃんと全く同じでした・・

隣の市へ引っ越ししてきた同級生が、友人を便りにリン子に連絡してきた・・
何十年ぶりかの逢ってお喋りすると、Oちゃんと同じ様な境遇だった
都内からこっちへ引っ越ししてきたのですが
旦那様の突然死からは立ち直り、必死で日々の生活に追われていますが
意外とお金の面は、亡くなった事で家のローンは無くなったし
遺族年金や会社からの色んな援助とかもあって
仕事せずに今までやってこれたと同級生は言ってました。

最近何やら仕事を始めた様で、全く連絡も無くなりましたが
元気でやってるみたいです・・
悲しんでばかりはいられない・・そぉ言ってた同級生の母は
強かった・・・
【 2016/09/04 】 編集
Re: No title
ゆいさん

こんばんは!
下から前を向くには、さぞかしエネルギーが要ったことでしょう。
前向きな気持ちになられてよかった!

これから楽しみが増えます!
【 2016/09/05 】 編集
Re: No title
自遊自足さん

そばにいても家族を大切にしない人もいるし、そばにいる時間が短くても、家族を常に思いやってる人もいます。
でも、女は、言葉や態度で示してもらいたいんですよね。

自遊自足さんは、今も、これからも、たっぷり時間がありますよ!
【 2016/09/05 】 編集
Re: No title
リン子さん

まさに女は強しですね。

この人、後追いするんじゃないかと思うほど号泣してた人が、案外立ち直りが早かったりすることもあります。
悲しむだけ悲しんで、一生分泣いたら、突き抜けられるのかもしれません。

連絡がないのは、きっと元気でやっておられる証拠でしょうね。
【 2016/09/05 】 編集
Re: No title
ちち子さん

母も、父を亡くしてから2年間のことを覚えてないって言ってます。
ちち子さんも私もそういう思いをしなくていいから、離婚もいいか!って思ってしまいますね。


同級生に会った時、順風満帆な子は退屈です。
やっぱり苦労ポケットの多い人と話したいです。
しかも、赤裸々に等身大に語りあいたい。
何十年ぶりに会って、瞬時にそれが出来たのも、昔毎日を共にしていたからかもしれません。
【 2016/09/05 】 編集
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